Case Study
事例紹介

いわきの鳴き砂が教えてくれた、きれいな砂浜の条件と守り続ける人の想い

【企業名】炭素回収技術研究機構株式会社
【参加人数】5名 
【滞在期間】2025年11月2日(日)~ 11月6日(木) 
【滞在エリア】いわき市
【地域交流】いわき市
2025年11月4日(火)福島工業高等専門学校 山田貴浩 准教授といわき鳴き砂を守る会桶田隆司 理事長から学ぶ、きれいな海岸の指標「鳴き砂」とは

鳴き砂が響かせる環境学習 〜山田准教授の案内で見えた地域の科学〜

鳴き砂の研究や海岸保全に取組む山田准教授と桶田理事長から、いわきの海岸には鳴き砂の浜があること、砂を擦ると「キュッ、キュッ」と高い音を発し、きれいな砂浜の指標であることについて説明を受けました。

実際に鳴き砂を鳴らしながら音を発する条件を学びました。業務の中で研究開発に携わっている参加者が多く、専門的な観点での質問が出るなど活発な意見交換が広がり、知見が深まる交流となりました。

鳴き砂にチョークの粉を混ぜ、砂浜にゴミが漂着している状況を再現しました。すぐに砂が鳴らなくなる現象を目の当たりにし、鳴き砂の繊細さと共に海岸の環境保全活動の必要性を肌で感じました。

実際に砂浜を歩くときれいな高い音が鳴り、初めての体験に参加者から驚きの声が上がりました。学校、地域住民、企業など、多様なコミュニティと連携した取組事例の紹介があり、美しい自然環境を次世代へ伝える役割の大切さを感じ取っていました。

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