Case Study

事例紹介

福島県ふくしまぐらし推進課の事業を活用して、県内で活動した企業の皆さまの事例を紹介しています。

Case Study
事例紹介

ワーケーションを通じた地域交流の軌跡

株式会社エンジョイは2024年1月に、福島県でワーケーションを体験し、地域の生産者との交流を通じて、福島県産食材の理解を深めました。この記事では、株式会社エンジョイの皆さんが訪れた生産者や施設、および懇親会の様子を紹介し、この取組によって生まれた地域と企業との関係性の構築について総括します。

ニッケイファーム:持続可能な農業の実践

ニッケイファームは郡山市で農薬を使わず、有機肥料のみの特別栽培で農作物を作っている生産者です。生で食べることができる「レジェンドほうれん草」や、カブを試食し、それらの野菜へのこだわりや栽培方法を学びました。特に野菜ソムリエサミット最高金賞受賞の「レジェンドほうれん草」は、糖度10度を超えた甘さと、エグ味が全くないことに驚きが隠せない様子でした。ニッケイファームの農場訪問では福島が誇る農業の多様性と、持続可能な農業技術への取り組みを学ぶ機会となりました。
※一般社団法人日本野菜ソムリエ協会 <青果部門> 2024年1月度最高金賞受賞

設楽農園:食育と地域貢献を目指す農園

設楽農園は、須賀川市できゅうり、米、ねぎなどを栽培する生産者です。ねぎや、きゅうりなど野菜全体のファンを増やしたいという熱い思いで栽培を行っています。ねぎは土がついたまま販売するというこだわりで、その方が新鮮でおいしく食べられるとのこと。設楽農園の訪問は地域社会への食育の重要性を知る貴重な機会となりました。

旬鮮直 食材しのや:福島の特産品を提供する八百屋

旬鮮直 食材しのやは、福島県の特産品を取り扱う八百屋として、地域の生産者から直接仕入れた新鮮な野菜や果物を消費者に提供しています。旬鮮直 食材しのやは、一般市場に出回りにくい福島県産の野菜を中心に、消費者に地域食材の新鮮さと品質を直接体験してもらうことを目指しています。地域の生産者との緊密な連携により、福島の豊かな自然が育んだ食材の価値を高め、地域経済への貢献と消費者の健康への配慮を両立させています。

懇親会:生産者との交流を深める場

株式会社エンジョイの皆さんが体験した地域交流型ワーケーションは、首都圏企業の社員と地域の生産者が直接対話を交わし、お互いの理解を深める貴重な機会となりました。福島県の食材に対する深い理解を得るとともに、生産者との間で互いの絆を深め、地域と首都圏企業の新たな連携の可能性についても話し合われ、ワーケーションをきっかけに生まれたつながりは、今後の協力関係構築の礎となることでしょう。

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