Case Study
事例紹介

“訪れる”から“一緒につくる”へー現場で出会った未来の地域づくりのヒント

【企業名】株式会社レイノア
【滞在期間】2025年10月15日(水)~ 28日(火)
【滞在エリア】郡山市
体験者の高尾さんは、都内に住みながら観光業や農業などの補助金申請支援に携わっており、地域の事業者の現状や活動を知る目的で来県しました。地域交流で得た情報から、何日かに分けて磐梯山ジオパークのエリアや、会津や郡山の生産者の現場などを視察し、地域の自然や文化への理解を深める滞在となりました。
【地域交流】北塩原村・喜多方市
 1回目:2025年10月23日(木)磐梯山ジオパーク協議会 専門員 蓮岡真さん(北塩原村)
 2回目:2025年10月27日(月)株式会社エガワコントラクター 代表 江川正道さん(喜多方市)

噴火の記憶が息づく地で学ぶ、自然と人の関係を未来へつなぐジオパークの現場

磐梯山周辺地域の成り立ちや自然と人の共生を未来へ伝える活動を続ける蓮岡さん。学校向けの教育ガイド、国立公園エリアを中心とした環境保全、地域と連携した組織づくりなど、自然と人が共生していく視点を深く実感することができました。

磐梯山ジオパークの教材となる磐梯山の模型を前に、観光や教育プログラムとしての可能性を議論。地域の自然資源をどのように伝え、どのようなプロセスを踏んで事業として形にしていくか、実践的な意見交換が交わされました。

耕作放棄地を活かし未来の産業へ変える。持続可能な農業のかたち

耕作放棄地を再生し、地域の農業を未来へつなぐ仕組みづくりに挑む江川さん。アスパラ栽培の背景にあるストーリーや、県内外の人々との交流を通じた関係人口づくりの考え方を学び、地域産業を支え合っていく姿が浮かび上がりました。

同年代の若手事業者同士の対話で、現状の課題を共有しながら数年後の自分たちの地域像を描きました。それぞれの得意分野で協業した、滞在型の農業体験や地域間の交流など、視野を広げる時間となりました。

Other Case Studiesy

他の事例紹介