福島で見えた、幅広い世代が交流し合うコミュニティのかたち
【企業名】一般社団法人ユニオン
【参加人数】5名
【滞在期間】2026年1月21日(水)~ 1月25日(日)
【滞在エリア】郡山市
【地域交流】郡山市・三春町
2026年1月14日(水)
・有限会社M&Aふぁーむ・わたなべ 代表である渡辺俊史さんの案内で、菌床椎茸やネギの生産現場を見学し、地域雇用や持続可能な農業についての意見交換
・株式会社コンセプト・ヴィレッジ福島の農水産物の魅力や生産者の想いを、クリエイティブやITの力で発信する馬場大治さんと、農業を起点した交流創出についての意見交換
シニア世代から学び、共につくる農業の現場
農園の見学では、椎茸の菌床栽培や、使用済み菌床を堆肥としてネギ栽培に活用する循環型農業の紹介がありました。後継者不足で耕作が難しくなった農地を借り受け、事業拡大と耕作放棄地対策を両立している事例に、ユニオンの参加者は地域ならではの課題を感じると共に考えを巡らせるきっかけを得ていました。
意見交換では、シニア世代の雇用と働く場づくりが大きなテーマとなりました。ふぁーむわたなべが意識している、シニア世代が無理なく働き続けられる環境づくり・地域とのつながりを大切にすること・人生の先輩から学ぼうとする姿勢は、ユニオンが目指すコミュニティ像とも重なりました。
人と農をつなぎ、広がり深まるコミュニティの輪
馬場大治さんは自社の事業として、農水産物の魅力や生産者の想いを発信するプロデュースやクリエイティブ製作に取り組んでいます。また、震災後の福島で感じた「価値が十分に伝わらないもどかしさ」を原点に、農家や地域と都市部をつなぐ役割を担ってきました。意見交換では、農業分野はあらゆる世代が関わりやすく、交流を生みやすいフィールドであることが共有されました。
ユニオンの参加者からは、首都圏のシニアコミュニティと福島をつなぐ案として、「農業を通じたやりがいづくり」「首都圏のコミュニティに向けた福島県産品の発信」など、前向きな声が聞かれました。
継続的な関係性へとつなげていくために、コミュニティの密度や口コミの広がり方を意識しながら、思わず人に伝えたくなる体験づくりが重要だという認識も共有されました。