Case Study
事例紹介

福島の農業を知り潜在的な魅力に気づく体験

【企業名】株式会社KUNTAN
【滞在期間】2025年7月10日(木)~ 8月20日(水) 
【滞在エリア】会津若松市
体験者の清水さんは、長期滞在中に地域のキーパーソンとの交流をきっかけとして、米・とうもろこし・ピーナッツなど多様な生産者とのつながりを広げ、福島県産作物の豊かさを実感されました。
また、地域のお祭りにも積極的に参加し、伝統や歴史に触れながら、熱意ある人々と交流するなど、長期滞在ならではの貴重な体験を重ねました。
【地域交流】喜多方市・須賀川市
 1回目:2025年8月1日(金)株式会社橋谷田商店 代表 橋谷田周平さん(喜多方市)
 2回目:2025年8月7日(木)設楽農園 代表 設楽哲也さん(須賀川市)

農産物の6次化や付加価値を学ぶ

福島県産の農産物を中心に6次化商品の開発やプロデュースを行っている株式会社橋谷田商店 橋谷田周平さん(写真左)と、意見交換をしました。
農業や観光業における未利用資源を活用し、衣食住において循環型の社会をつくろうという橋谷田さんの考え方を聞き、KUNTAN社が持つ販路や専門人材とのマッチングについて今後の展望が広がる意見交換となりました。

商品の加工場を見学し、商品をつくる工程と、生産者の想いや地域性をストーリーとして伝えるものづくりについて紹介を受けました。作業の様子からは、機械化によって効率を図っている部分と、人の手作業にこだわっている部分の両方を知ることができ、その違いを通じて付加価値を実感しました。

農業の現場で「ライブ感」ある発信に触れる

設楽さん(写真右)は、旅行代理店や小学校教諭のキャリアを経て就農し、農業を「植物を観る・育てること」と定義して取組んでいます。「作る」のではなく「育てる」という視点を重視する姿勢からは、農業への誇りと責任感が伝わってきます。また、異なる分野や知見を掛け合わせることで、新たな可能性を生み出す考え方を学びました。

設楽さんのネギの圃場を視察し、食育や教育活動とも連携した取組の説明を受けました。
収穫体験や草むしり、音楽を楽しむDJイベント、出会いを兼ねた作業イベントなど畑を舞台にしたユニークな企画が紹介され、農業の伝え方の工夫やアイディアを学びました。

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