子どもたちに伝えたい、手と心で感じた学び
【企業名】株式会社SHINKS
【滞在期間】
1回目:2025年7月18日(金)~ 22日(火)(17名)
2回目:2025年10月31日(金)~ 11月4日(火)(20名)
【滞在エリア】
1回目:福島市
2回目:郡山市
【地域交流】福島市
<1回目:2025年7月19日(土)>
株式会社菱沼農園(福島市飯坂町)(福島市飯坂町)/農園スタッフと桃の木の下へ反射シート張り農業体験・6次化産業の意見交換 ※協力先:株式会社菱沼農園 代表 菱沼健一さん
メイン画像:反射シートと釘打ち道具を手に、“桃の木を育てる現場”を体感した一日。保育事業を手掛ける株式会社SHINKS社員17名の笑顔と共に、育む心を深め、農と保育の新たなつながりを築きました。(写真左側:農園スタッフ様/写真中央と右側:Tシャツ着用 SHINKS社員様)
<2回目:2025年11月1日(土)>
株式会社吾妻山麓醸造所(福島市)/ブドウ収穫および防護ネットの撤去作業の農業体験 ※協力先:株式会社吾妻山麓醸造所 代表 牧野修治さん
汗と対話で育んだ、農作物=保育の“育てる”という共通の想い
桃の木の下で、農園スタッフとマンツーマンで農作業を共にし、桃を育てる重みと真摯な姿勢に触れました。交わす言葉の中で、保育にも通じる寄り添う心を改めて感じるひとときとなりました。
手にした桃から、福島で農作物を育てる人の眼差しと時間の重みを感じました。農と保育が交わる場で、そのぬくもりが子どもたちにどんなことを伝えるのかという本質に触れ、“つなぐ保育”への新しい気づきが生まれました。(写真2列目中央:代表 菱沼健一さん)
震災を越えて紡がれる、吾妻山麓の“人と地域を結ぶ”ワインづくり
福島の未来を拓く三つ星ワイナリー(日本ワイナリーアワード2025)を率いる吾妻山麓醸造所の代表・牧野修治さんの案内で、参加者は秋空の下、ブドウ収穫や防護ネット撤去を体験し、ワインづくりに込められた想いと手間を実感する学びの時間となりました。
作業後には醸造所のワインが振る舞われ、参加者は味わいを通して土地とのつながりを実感しました。「ワインは人と地域をつなぐ」という牧野さん(写真2列目:左から5番目)の思いに共感が広がり、再訪を望む声や今後の連携への意欲も生まれました。